2006年06月26日

チョコレートコスモス

恩田陸の「チョコレートコスモス」を読んだ。「新作にして名作」と激賞された

「夜のピクニック」で本屋さん大賞をとった天才はまたやってくれました。

佐々木飛鳥という天才女優の誕生がストーリーの小説だがとにかく本当にうまい!

500ページの大作のページをめくる手を止めれない。ワールドカップをちらちら

横目で見ながら徹夜してしまいました。姫野カオルコといい、恩田陸といい、女性

小説家にすばらしい作品が生まれて本当に楽しみです。この「チョコレートコスモ

ス」では演劇の奥深さや難しさ、それと役者といわれている人がいかに過酷な仕事

に従事しているのかがわかりました。どんなにすごい才能がいるのか、またその

才能に恵まれたとしても、人生は決して楽にならないで、ますます苦悩に満ちてく

る。役者という職業をこれほどまでにリアルに完璧に描写した小説はあまりないで

しょう。そしてその演技がわれわれにどんなに大きな感動を与えてくれるか!

「そういえば人は、人生を演じている。皆役者なのだ、、」みたいな文章が

ありましたが、この本を読んで納得しました。われわれはいろんな舞台で(会社

や家やあらゆるところで)いろんな役をもらって演じているともいえます。

そう考えれば、面白いですね。まずは今いただいている役を完全にこなして、

周りの人を感動させて、生きる勇気を少しでも与えられるような役者になりたい

と思ったのでした。

ともかく恩田陸 お勧めです。
posted by 木村雅 at 20:36| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 最近の愛読本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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